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【NomadSculpt チュートリアル】その13・マスク機能を活用して、髪の毛や服を作ろう!(使い方解説)

2023年2月25日

デジチン

NomadSculpt(ノマドスカルプト)講座、第13弾!
今回はマスク機能を応用して、髪の毛や服を作る方法を解説します!

チュートリアル記事をまとめページもあります!)

この記事がお役に立てそうな方

  • NomadSculptを初めてさわる方、初心者の方。
  • デジタル彫刻ソフトが気になっているが、手軽に始めたい方
  • iPadやAndroidタブレットは持ってる方(ペンはあってもなくてもOK、最低スマホでもOK)

今回の対象:マスクアイコン

マスクアイコンは「インクが飛び散ってる感」があります。

画面左側からも、画面右側からもアクセスすることができます!

ただ、左側のマスクは押し続ける必要があるので、画面右側の「ストローク一覧」からマスクを選んだほうが便利です。

マスクを選択すると、画面右上に「マスクアイコン」が表示されるので、それを押すと高度な機能の掲載されているウィンドウが表示されます。

デジチン

実は第10回の講義で説明したマスクの反転はここからボタンを押して行うこともできます。

また、シャープやブラーを押すとマスクの協会をぼかしたり、キリッとさせることもできます!

マスクで服をつくる(まずはマスクをかけるところから。)

マスクを使った服の作り方を解説していきます。(わかりやすく、Tシャツを作ります!)

まず服に設定したい部分にマスクをかけていきます。

マスク描けている最中、実は画面左上でマスクのかけかたを選べるのですが、ここでは「投げ縄」でざっくり選択していきます。

マスクから服を作ります!(取り出し or 分割)

体がすでにできていたら、マスクを掛けるだけで服を作れます!

マスク選択(初期設定では、少し暗くなる)が完了したら、「シェルの強さ」を調整しながら「取り出し」「分割」を押しましょう。

取り出しと分割の違いはレイヤー上での扱われ方の違いですが、まだこの講義シリーズでは説明していません……。

(ざっくり言えば、元のデジタル粘土から完全に分割してしまうか、そのままくっついたままにするか、です!)

上手くいくと、肌の部分から服の部分が盛り上がっています!

この動画だと、わかりやすくするために最終的に服の色を白に設定しています)

デジチン

自分もこの機能を触りつつ使ってますが、「取り出す」「分割」を押すときは「分割(シンメトリー)」機能を切ったほうが、上手く動作するようです。

うまくカタチが抽出できない方は試してみてくださいー!

同じ要領で、髪の毛もマスクから作る!

ちょっとモッコリしすぎたかも?

まったく同じ方法で髪の毛を作ることもできます。

はじめに髪の毛っぽいカタチをマスクで描き込むのですが、その後は「取り出す」「分割」で髪の毛の厚みをつけて

最終的にわかりやすいように色をつけます。

デジチン

ショートヘアの場合はこの後、各種ストロークで調整していくことでカンタンに髪の毛を作ることができます!

もう少し長い髪の毛や、動きをつけていきたい場合は「ストローク:チューブ」が大活躍するのですが、

コレは別の機会に解説します!

まとめ

今回はマスク機能を応用して、服や髪の毛を作る方法を紹介しました!

この機能は、ある程度カタチができているものに対して、それを覆うように厚みを作っていけるので、

鎧やメカデザインにも応用が効きそうです。ぜひいろいろ試して見てくださいね!

追記: でじちんが使っているiPadについて

お問い合わせいただく事が多いので紹介します!自分が使っているのは2018年モデルのiPad Proと2020年モデルのiPad Airです。

両方とも少し型落ちですがサクサク動きますよ!(知り合いに初代iPad Pro - 2015年モデル - でデジタル造形している人もいます!)

おそらくApplePencilが使えるiPadなら、NomadSculptは動作するので、ぜひお試しください!(整備済み品とか、中古もありますしね。)

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
それでは!

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