フィギュア レビュー 塗装

筆塗り!海外の水性塗料、アーミーペインターを導入したお話。(ボトルはほぼ同じだけどファレホじゃない!)

2021年12月30日

デジハム君

フィギュアのリペイントしたいよー!しかも臭いがしないやつがいいよー!
ついでにいうとエアブラシを導入できる住環境じゃないよー!!

最近海外製の塗料を買ったから、ちょっと紹介するよ。

デジチン

無性にプラモ作ったり、塗装したりしたくなること、みなさんありませんか?

はい、私は思いっきりそのタイプなのです。急に物作りがしたくてたまらなくなるんですよね!
粘土こねたり、木材切ったり、グルーガンでくっつけたり。。。そして最終的には色を塗りたくなるわけですが、ここで困ったことが起きます。。。

スプレーやラッカーが使えない族には辛い世界!

フィギュアのリペイントや、ガンプラ塗装でエアスプレーで綺麗なグラデーションを塗られていく様を見ると惚れ惚れしますよねー。

私もかつてはスプレー缶を使ったり、エポパテで形を作ったりしておりましたが、いかんせん、これらは臭いがキツイ!

専用の塗装ルームや屋外でできればとも思いますが、ご近所迷惑になってしまうのが辛いところでございます。。。

塗装グッズの溶剤ってどうしても臭ってしまうんですよね。(かつてはタミヤやGSIクレイオスには大変お世話になっておりました!)


そのようなわけで、ダイソーなどでアクリル絵の具(水性・ほぼ無臭)で頑張って筆塗りに挑戦するわけですが、これが難しい。

例えばFigmaをリペイントしようと塗っていくわけですが、どうしても厚みが出てしまい最終的にどうしてもモッサリとしたタッチになってしまうのです。

それを避けたくて水多めに解いてしまうと、今度はフィギュアに色が乗らない、食いつきが悪く、なかなか悩ましい状態になってしまうわけです……。。

筆塗りの救世主!?海外製の塗料たち

上記のような課題感を持っていたときに、思い出したのが海外ミニチュアで、特に「WarHammer40,000」は専門ショップが東京都内にたくさんあるということを知りました。(そういえば神保町には結構昔からショップがあった。)


そのミニチュアゲームのフィギュアを塗るための専用塗料が発達しており、「無臭・水性・無茶食いつきがいい・色もたくさんある」と聞きまして。。。これだ!と思った次第。

それもいろんな会社から発売されており、有名どころだと↓みたいなところがありました。

  • シタデルペイント(ウォーハンマーでお馴染み?GameWorkshop謹製。ヨドバシカメラ等でで普通に売ってる)
  • ファレホ(スペイン出身。ドールでお馴染みのボークスが代理店)
  • アーミーペインター(デンマーク出身。)

これ、カメラ(一眼)と同じで最初に選んだところを、ずっと使い続けるんだろうなーと思って、いろんなお店に足運んで悩んでいたんですが、アーミーペインターでお店の方が粋な対応をしてくださったので、これに決めました!

ある程度色数が揃ってるセットで、1本あたり換算だとかなりお求めやすい、というのもあります!

デジチン
デジハム君

シタデルペイントは筆塗り書籍が売られるレベルで有名だけど、ちょっと高い。

コスパでいうとファレホなのですが、通販だとボークスからしか買えなくて送料がちょっと高い。

そんなこんなでアーミーペインターに落ち着いたところもあります。

アーミーペインター メガペイントセットでございます

ここからは写真メインでいきます。

まずは外箱!なかなかデラックスな風貌です。白い蓋が通常カラーで、黒がメタリック、赤がウェザリング用のようなので、
これをベースに混食していけばほとんどの色は作れそうですね。

開けた直後。

中には他商品の宣伝冊子、全カラー紹介図、アーミーペインターの使い方ガイド入ってます

綺麗に彩色されてるフィギュアも好きですが、サフかけただけの フィギュアも好きです笑

ガレージキットというか、ワンフェス行くと置いてるんですが、最近行けてないな。。。

中身の確認に入っていきます。こんな感じで10本1セットで3段に収められています。

緑1-赤セットと、青-緑2 セット。後で色名をリスト化しておきたい(並び替え忘れそう)

暖色?土色?グレーとパープルのセット。色に名前がついてるので後で書き起こしたい。。。

赤ふたのウェザリング用と、黒蓋のメタリック!あと細めの筆が一本入ってます。

蓋をとってみたの図。メタリック系は細かめの粒子が入ってるので、攪拌用の金属ボール入れたいけど、外すときには注意が必要そう。

大きさ。

一本につき18ml。「メイドインデンマーク!」ちなみに「WP1129」が色の型番みたいな感じらしいです。

「よく振ってね!」がでかい!!説明書にも3種類くらいの薬剤で構成されているからよく振って使ってね、とありましたね。

このアーミーペインター、乾くスピードがとても速いので、サクサク作業できるけど
塗る前に固まる恐れもあるので、初めてウェットパレットなるものを買いました。(これだけミスターホビーです。)

関連情報

デジハム君

まだ使ったわけじゃないのね。

利用レポートはまた別途まとめるよ!

いや、ガッツリつかったよ!コレはいい商品です…記事にもまとめたから、よろしければどうぞ!

デジチン

混色上等!なら、もうちょっとお求めやすいものもあるよ。

一本あたりの値段と、ピンポイントで彩度が高い色を出しづらいことを知っていたので、自分はたくさん入ってる方を買いました!

ただ、これで海外製のミニチュア用アクリル塗料の塗り心地を感じるのもアリだなとも思います!

オマケ1:攪拌用ステンレスボールを入れる

説明書を読む、使用前はにかなり気合を入れて攪拌(=ボトルを振り撒くる)必要があるみたいです。

ただ、塗料の粘性が結構高い印象だったので撹拌用ボールを事前に突っ込むことにしました。

アクリル塗料なのでステンレスボールなら大丈夫かと思いますが、残念な結果になった場合は後日こちらでご報告します。。。

購入したのは↓です

ボトル本体と先頭部分は別パーツになっているので少し尖ったもので3〜4カ所を浮かせて、ラジオペンチで軽く持ち上げると簡単に取れます。

1ボトルにつきステンレスボール2つを投入!音もなくゴポゴポと沈んでいきました。。。

これで準備(!?)万端、使いたい時にシャカシャカして、塗装を楽しんで行こうと思います!

以上、「海外水性塗料 アーミーペインター メガセット」のご紹介でした!
塗ってみたいものはたくさんあるのですが、内容が溜まり次第、また書きますねー!

オマケ2:塗料の保管場所について

50本近く塗料があると、流石に机の上には置けないし、かといって毎回箱に戻していると利用頻度が下がりそう…

ということで、自分はペイントラックに穴あけ&補強してを壁にかけています!

(あと、各ボトルの蓋に塗料を塗ってます。乾いた後の色や、隠蔽力がわかるのでオススメです。)

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壁にかけて置くと、いざ使おうと思った時にどの色を使おうか、直感的に分かりますし、

様々な色がズラッと並んでいると、ちょっとテンションあがりますよ!

デジチン

自分で組み立てる形式なのですが、注意点としては作る時に思った以上に木工ボンドが必要だったり、ボンドがはみ出さない用の養生テープは買っておいたほうがよいです。

あと、壁にかけた時に棚&塗料でかなりの重量になるので、壁側の留具の耐荷重に気をつけ

また製品説明のところに
20mlドロッパーボトル (AK水性アクリル・F社水性アクリル):63本収納可能

とあり、F社はファレホの事なんだろうけど、アーミーペインターで使えるのかなぁ…と思っていたのですが、この通り問題なく使えています!

※写真右下の白い塗料は買い足したファレホのものなので、もちろんファレホも使えます笑

オマケ3:50色の内訳

41本の 通常塗料と、メタリック5種、ウェザリング4類の50本セットです。

私はこれに加えて塗料の食いつきが劇的に良くなると言われる「Brush on Primer」と、
光沢表現を行うための「Gloss Vanish」を追加しています。

全体的にファンタジー系な色名がついている印象だけど、もともと「Dungeons & Dragons」のミニチュア用塗料から始まった、的な文章をどこかで読んだので納得。

※1 D&Dはカプコンのベルトスクロールゲーでしか体験した事がないので、原点のTRPGなどはいつか挑戦してみたい。。

赤系

  • Glistening Blood (Effects)  (WP1476
  • Pure Red (100% Match)  (WP1104
  • Dragon Red (100% Match)  (WP1105
  • Lava Orange  (WP1106
  • Daemonic Yellow (100% Match)  (WP1107

グレー系

  • Matt White (100% Match)  (WP1102
  • Ash Grey  (WP1117
  • Uniform Grey (100% Match)  (WP1118
  • Necromancer Cloak  (WP1443
  • Dark Stone  (WP1425
  • Matt Black (100% Match)  (WP1101

緑1系

  • Army Green (100% Match)  (WP1110
  • Scaly Hide  (WP1450
  • Necrotic Flesh (100% Match)  (WP1108
  • Skeleton Bone  (WP1125
  • Mummy Robes  (WP1440

緑2系

  • Jungle Green  (WP1433
  • Goblin Green (100% Match)  (WP1109
  • Greenskin (100% Match)  (WP1111
  • Wizards Orb  (WP1466
  • Angel Green (100% Match)  (WP1112

青系

  • Voidshield Blue  (WP1452
  • Electric Blue  (WP1113
  • Crystal Blue  (100% Match)  (WP1114
  • Ultramarine Blue  (100% Match)  (WP1115
  • Deep Blue  (WP1116

茶系

  • Desert Yellow (100% Match)  (WP1121
  • Monster Brown  (WP1120
  • Leather Brown (100% Match)  (WP1123
  • Fur Brown (100% Match)  (WP1122
  • Oak Brown  (WP1124

ペールオレンジ系?

  • Dry Rust  (WP1479
  • Tanned Flesh  (WP1127
  • Barbarian Flesh (100% Match)  (WP1126
  • Elven Flesh  (WP1421
  • Moon Dust  (WP1438

パープル系

  • Warlock Purple  (WP1451
  • Alien Purple (100% Match)  (WP1128
  • Orc Blood  (WP1422
  • Grimoire Purple  (WP1444
  • Crusted Sore  (WP1412

メタリック5種

  • Shining Silver (WP1129
  • Plate Mail Metal  (WP1130
  • Gun Metal  (WP1131  
  • Greedy Gold  (WP1132
  • Weapon Bronze  (WP1133

クイックシェイドウォッシュ 4種類

  • Flesh Wash  (WP1143
  • Soft Tone  (WP1134
  • Strong Tone  (WP1135
  • Dark Tone  (WP1136

その他(追加購入

  • Brush On Primer  (WP1472
  • Gloss Vanish  (WP1473
海外の方へ:
In this article, I introduced one of the paints, "Army Painter Mega Paint Set". Perhaps the same content is used outside of Japan. I hope that the color names and color codes will be useful to you.

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