感想

デザインフェスタ(vol.55)初参加!~可視化されるヘキ~

2022年5月22日

会場入口にて
デジチン

先日デザインフェスタというのに初めて参加してきました!いやぁ、ステキなイベントでしたね…

この記事がお役に立てそうな方

  • 創作活動をはじめてみたけど、自分の方向性がわからない…な方
  • デザインフェスタ名前は聞いたことあるけど参加したことないなぁ…な方
  • はじめにオチをまとめます

    1.本当にみなさん自由に創作されています。「創作って自由だなぁ、自由でいいんだ」と思えます。
    2.文字通り老若男女、さまざまな方が出展されてます。「創作するに、遅いも早いも無い!」と勇気づけられました。
    3.自分のヘキ(自分のココロがトキメク方向性)が可視化されていきます。

    私が参加したきっかけ

    実はデザフェス、今回が初参加です。自体は名前はよく聞くイベントでしたが参加していないイベントでした。
    (メチャクチャ勝手なイメージだったのですが、若い方がたくさん集まって盛り上がるタイプのイベントだと思っていました…)

    私は今年から創作活動を再開し、ちょっとづつアクセル踏み込んでいるのですが、
    今の創作界隈がどうなっているか知りたくて、勢いで参加しました。

    そんなわけで、予備知識ナシでの参加だったのですが、それがかえって良かったのでした。

    本当に自由な場でした

    松村上久郎さんではないか!ポスカ大一本で世界がどんどん生み出されていく…

    第一には、ライブペイントしている人もいますし、造形作品を展示されているかたも……
    「え、これ作ってるの○○さんじゃん、本人が目の前に!」…という当たり前ですが創作した御本人が目の前にいるというのがかなり感動的でした。

    そして第二に、数時間歩きまわって思ったことは、特定のジャンルの物が集結しているわけではないので偶然の出会いで「あぁ、これは好きだな」と意図せず出会えるというところです。
    ※ワンフェスみたいに造形物オンリーな世界観もすごく好きですけどね!

    意図しない出会いがたくさん発生するのは、実は自分の作風を理解に繋がる

    工房 山羊蔵さんの作品…すげー迫力でした。

    例えば……「自分って何が好きなんだろうか?」とよく悩む事があります。
    もちろん普段から自分の好きな作品を見て棚卸し(?)をしているので、ある程度の「これが好きなんだな」という理解はあります。
    ただ、ちょっと抽象的で、確信が得られないような…そんな状態が続いていたかなと思っています。

    例えば造形……すごいリアルな、細部までこだわり抜かれている彫刻ももちろん好きなんですけど、荒々しいタッチだったり、逆に丸みがある可愛いフォルムが好きなんじゃないかと思っていて。

    そして今回のデザインフェスタで、さまざまな方の作品を見ていくことで、

    「あぁーコレ自分のストライクゾーンにぶっ刺さる!」とか「自分のヘキ(悪い意味じゃないよ!)を鷲掴みされる!」

    といった具合に…好きなものの可視化が高速化されていくメリットがあると知りました。

    デジチン

    自分の「ヘキ」の解像度が、急激にあがっていくイメージですね。

    電脳大工さんによる「狐の嫁入り」。はい、ココロをワシヅカミされました!

    「創作活動・表現は何やったっていい、マジで。」

    「ねこのこたわし」実際に触らせて頂きましたが、タワシ観が変わります。

    全体を通して(といっても最後時間が足りず駆け足になってしまった…)、参加後に思ったことは「何を作っても良い!」ということでした。


    自分だけかも知れませんが……どうしても謎のメンタルブロックがかかってしまいがちです。

    例えばイラストはこうでなければいけないとか、造形物はこうあるべき、とか。


    そして、本来自分で自分を縛る必要はまったくないはずなんですが…気をつけないといともたやすくメンタルブロックがはいるというか…
    「自分なんかの作品を人目に晒しちゃいけない」が忍び寄ってくるわけです。。。

    自分が好きで、作りたいものを作り、発表する・開示する。

    これは定期的に思い出さないと、煮詰まって悪い方向にしか進まなくなる。

    なのでこのようなイベントに行って、頭をシェイクできるのはありがたい限りですね!

    持ち運び可能な真空管アンプ!この発想はなかった、すごい!
    西村健志さんの超可動フィギュア。指が曲がる時点でスゴイのに、指の間の間隔も動かせる…!

    「自分の世界を作る」

    チカさんの作品群。ウサボットがシブかっこよすぎるよ…

    今回初参加のデザインフェスタ。思い返してみるとオリジナル作品しかなかったイメージでした。

    そうなると必然的に一次創作…その方の世界観があらわれてきます。


    世界観を作って(漫画にしたり!?)、さらに造形作品を作っちゃう。そんなのアリ!?と思ってメンタルブロックが外れて行くわけです…

    そしてそのようなオリジナル作品を皆さま自由に作っており、それがたくさん並んでいるで自分の脳みそが凄い改善されていくのですね。
    「自由だなぁ」と思い、「自分もやりたいなぁ」「やっちゃえばいいじゃん」と勇気づけられる感覚がありました。。
    やはり「好きなものを自由に作っていい、それが創作活動なんだ」と多くの作品を見て気がつけた、あの時間自体が貴重である、というのが発見でした。

    自分の世界観があり、そこから造形物や、イラスト、漫画が生まれていく。ステキすぎる。

    「出展者の多様性」

    今回参加して驚いたのは、出展者がリアルで老若男女だったこと。
    これはとても勇気づけられることで、「創作活動をするのに早すぎるも遅すぎるもない」と。

    だからこそ、私も刺激を大量に受け、「新しく、こういうもの作りたいな」とか 「こういう物を作ってる人がいるんだ」と思えたことはのは大きな収穫だなと思っています。

    「まとめ」

    自由な創作活動が、さまざまの形で行われており、かつ本当に何でもアリなので、自分の価値観とか好きなものとかっていうのが分かる…。そんな素敵なイベントでしたね。デザフェス。


    結構衝動買いしたものとか、「あれやっぱり欲しい!けどブースどこだっけ」とドタバタしたりとか、もう少し計画立ててから行きましょうという反省もありますが。


    ただ、直接で歩いて回って、実物を見る良さは探すからいっていうのはやはりリアルイベントの醍醐味ですね!


    今後も創作イベントには定期的に参加して、ほっとくと凝り固まる自分の頭をアップデートしてきて行きたいなと思います。

    DEPOSITION CLUBさんに頂いたミニネコちゃん。PENTAXトークができて嬉しかったです笑
    (K-01+ smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8にて。)

    長くなりましたが、ここまでお読み頂き、ありがとうございました!

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