iPad ZBrush for iPad

初心者向け!ZSphereの使い方(ZBrush for iPad)

デジチン

この記事では「とっつきづらいけど、使えるとめちゃ便利」なZBrushの機能、

ZSphereの簡単な使い方を説明します!

01 ZSphereを呼び出す

ZSphereの呼び出し方は色々あるのですが、「サブツール」の+ボタンで追加するのがわかりやすいです。

ただし後述するトラップがあるので、ご注意を……!!

「サブツール > +ボタン」を押すと、何を追加するのか選べます。

ここでは赤玉のZSphereを選択しましょう!

02 トラップ!出てこないZSphere…(実は隠れているだけ)

さて、ZSphereを追加したし、サブツールにもZSphereがいるのですが、環境によっては全く表示されません….どうなってるんだ!?

実は1番最初に読み込まれる球や、モアイ🗿などの中に隠れている場合が多いです。ぱっと見どこにもないので不安になりますよね。

しばらくZSphereで遊ぶので、最初に読み込まれる球体などは、非表示にするか、削除してしまいましょう。

03 ZSphereの設定

ZBrush for iPadでは、選択中のブラシ特有の操作は画面下・中央で行えます。

ZSphereも同様です。緑の枠で囲った「+, M, S, R …」といったボタンを押してZSphereを操作していきます。

デジチン

キーボードショートカットなどが割り振られているのですが、慣れるまではボタンを押してから操作した方が良いです!

混乱して気がついたらよくわからない形が出来上がったりするので。

ちなみに、アイコンの意味は以下の通りです。

  • +:追加。Altキーを押しながらで、ZSphere制御点を削除。
  • M:Move。ZSphere制御点を移動する。Altキーを押しながらで、全体移動。
  • S:Scale?。サイズを調整。Altキーを押しながらで、全体の大きさを調整。
  • R:Rotate。回転…なんだけども、あまり使わないかも。
  • 👤のアイコン:ZSphereをポリゴン化するときに使います。
  • 1番右のアイコン:上級者向け!一旦は触らないでおきましょう。

04 +アイコンで制御点を追加、Mアイコンで移動!

早速動画で動きを見てみましょう。

+アイコンを選択中は、ZSphereの制御点(赤い玉)を追加していけます。

Altキーを押しながらで削除できます。

デジチン

+アイコンを選択中はZSphereに触れると、どんどん球が追加されてしまうので

「追加したい!or 削除したい」と思っている時以外は、別のアイコンを選択しておいた方が

間違って作ってしまう事故が減ります。

05 Sアイコンで大きさ調整(ついでに+で制御点追加して、Mで移動)

Sアイコンで制御点(赤玉)の大きさを調整できます。

Altキーを押しながらだと、全体の大きさ(というより太さ)を調整できます。

またZSphereは、伸ばしている途中に新しく制御点を追加できます。

うまく追加していくことで、関節のような形を簡単に作れます。

06 制御点を削除する(+アイコン選択時にAltキー。)

制御点(赤玉)を追加することで、どんどんコントロールできる箇所を増やせます。

ただ、増やしすぎると動かさないといけない制御点が増えて厄介です。

+アイコンを選択しているときに, alt キーを押しながら制御点をタップで、削除できます。

ちなみに制御点は他の中間ポイントと比べて、少し明るいです。

07 全体を動かしたり、大きさ調整したり。(alt系操作)

+、M、S、RはAltキーを押しながら操作することで、削除したり、全体を制御できます。

08 形ができたら、「アダプティブスキン作成」でポリゴンにしよう!

ここまで楽しく球体を操作してきましたが、ZSphereの状態では今後の作業に結構な制約がかかります。

このままだと、普通のスカルプトができません。

あと操作されている方は気付かれていると思いますが、Gizmoによる回転などもできません。

(最初に方向を間違えると一生懸命、球体を動かすことになる)

そもそも、ざっくりとした形や、骨組みを気軽に作っていこうぜ!な機能なので、ある程度ができたら

👤のアイコンを長押しして、スカルプトができるデータに変換しましょう。

「アダプティブスキン作成」で行うことができます!

デジチン

ちなみに変換したデータは、「ツール」内に格納されています。

変換前のZSphereのデータも残っています。安心ですね。

まとめ

ZBrush for iPadにおける、ZSphereの使い方を解説しました!

慣れてくると、これだけで大きな形をざっくり作れて楽しいですし、

ZSphereの段階でイマイチな形はその後もイマイチな場合が多いので、この段階でシルエットを意識した形づくりにも使えます。

PC版ZBrushもほぼ同様の考え方、操作感なので「この機能は面白い!」と思った方は、

検索してみたり、Youtubeチュートリアルを見てみたり、書籍を読んでみてくださいね!

デジチン

ZBrush for iPadはまだまだ自分も手探りです!

解説記事を作成しながら「へぇ、こんなふうになってるんだ!」と気づきを得られることも多いです。

もし不明点などあれば、お気軽にコメントしてくださいね、それでは!

ZBrush for iPadチュートリアル、徐々に拡大中です。

創作活動をしながら「あ、これまとめておくと誰かの役に立てるかも!?」と思ったものを、随時追記していってます。

こちらの記事もよろしければ是非チェックしてみてくださいねー!

今回もお疲れ様でした!お茶にしましょう〜

いきなり頑張っちゃうと疲れちゃうので、

ときどき休憩を入れながら、ちょっとづつ体得していきましょう〜!

リプトン
¥609 (2024/12/09 17:37時点 | Amazon調べ)

※特に紅茶☕️でなくても全然OKです笑.上のAmazonリンクをポチってもらって、なんでも良いので購入いただくと、でじちんのお財布が暖かくなります!

いただいた支援は全額次の学びと記事化に使われます.いつもご支援ありがとうございます!

-iPad, ZBrush for iPad