会議やボイチャで「声が遠い」って言われます……やっぱり大きなマイク買わないとダメ?
もし着脱式のヘッドホンを持っているなら良い商品あるよ。
今回はV-MODA ブーム・マイクをご紹介します。汎用性と音質が抜群ですよ!
この記事がお役に立てそうな方
- ケーブル着脱式ヘッドホンを持っていて、そこに有線マイクを着けたいと考えられている方
- リモート会議や、ゲームのボイチャ、音声入力を高品質で行いたい方
- 似たような商品があるけど結局どれがいいの?な状態の方
目次
伝説のDJも使っていた!隠れた優良ブランドV-MODA
V-MODAは楽器屋さんに行くと目にする、オレンジ色のロゴが印象のローランド株式会社のブランドです。
※ずっと海外メーカーだと思っていましたが、日本の会社でした。
六角形型の特徴的なヘッドホンが有名で、伝説的なEDMアーティストAviciiが愛用していたことでも知られています。
なんとか物欲を抑えました。でも憧れるー!
そのV-MODA用ヘッドホンにマイク機能を持たせる為のオプションが「V-MODA ブーム・マイク」なのです。
パッケージ表裏
ケーブル着脱可能なヘッドホンならほぼ利用可能!
V-MODAのヘッドホンでしか使えないの?
大丈夫、この商品はいろんな種類のヘッドホンで使えるんだ。
(この商品はね……最後の方で少し説明するよ。)
この商品の構造はいたってシンプルで、3.5mmのステレオミニプラグ(オス・オス)にマイクが付いているだけです。
なのでヘッドホンに入力用の穴(メス)がついてれば、そのまま使えます!
3.5mmと書いているけど、ようするにパソコンやテレビ、ちょっと前のiPhoneやAndroidにあったイヤホンを刺す穴のことだよ。
ヘッドホンの中には、ケーブル着脱式(デタッチャブル)のものがあります。
ヘッドホンやイヤホンの故障は、ほとんどがケーブルが断線することで起こります。
そのため、ちょっと良いヘッドホンやイヤホンの場合はケーブル着脱式になっているものが多いです。
また、Bluetoothヘッドホンだけど電池切れのときに使えるよう、有線接続可能なモデルもあります。
僕が今持ってるものだと、以下が着脱式だったよ。
・SONY XM10002 (Bluetoothノイズキャンセリング)
・GRADO GW100(Bluetooth)
・FOSTEX T50RP mk3n(有線のみ。ケーブル着脱式)
その機種ならどれでもV-MODAマイクが使えるよ。
別の接続規格のヘッドホンもあるけど、それは今度紹介するね。
リモート会議にも、ゲームのボイチャにも、ブログの書き起こしにも使える高い汎用性!
コロナ渦でリモートワークになっている方も多いのではないでしょうか。
以前【リモート会議】マイク付きイヤホン、ヘッドホンを使おう!の記事で「有線接続マイク」のメリットを紹介しましたが
V-MODAマイクと開放型ヘッドホン(GRADO GW100など)を併用することで、以下のメリットが得られました。
- 長時間装着しても蒸れない
- 聞く・伝える双方で良い音質を得られる
またリモート会議の音質が良くなると、PCでボイスチャットONでゲームをする時にも資産をそのまま有効活用することができます。
APEXやるときにボイチャで「めっちゃ良い声!」と言われたり、良いヘッドホンだと敵の銃声、足音がわかりやすかったり……この利点は考えてなかったや。
ゲーム用ヘッドセットは密閉型が基本だから新しい選択肢になるかもね。でも蒸れにくいからって長時間遊ばないように!
一風変わった活用方法としては、iPhoneと音声文字起こしアプリ「UDトーク」を使って、テキスト原稿を作成しやすくなった点。
UDトークはそのままでも十分、音声認識精度が高いですがV-MODAマイクを使うことで誤入力が更に減った印象があります。
MacやiPhone、GoogleDocsの最近の音声入力は精度が高くて無料なものが多いので助かりますね。
※V-MODAマイクは3.5mm 4極プラグなので、最近のiPhoneの場合はLightning変換コネクターが必要です。注意ください。
■地味に便利な音量調節、マイクのオンオフ機能
V-MODAマイクには服に装着するためのピンがついており、そこに音量調節ダイヤルとマイクのオンオフスイッチが付いています。
PC側でも音量は調節できますが、手元で音量の微調整ができるのは地味に便利です。
マイクのON/OFFスイッチは普段のリモート会議の場合、ソフトウェア上でミュートON/解除をやるので使う機会は少ないですが、「入っちゃいけない音」を回避するのに役立ちます。
ちょっと残念なところ
恐らくヘッドホンの左右どちらでも使えるようにするために、無指向性マイクが採用されているのだと思います。
が、マイクのアーム部分(?)の自由度がかなり高いので指向性マイクだったら、なお良かったですね。
といっても口元の音声だけをきっちり拾ってくれるので問題はないのですが。
あと、これは使う側が気をつけるべき点ではありますが、あまりにも口元付近にマイクを寄せると思いっきり鼻息を拾ってしまいます!
※口元付近=鼻の真下なので思い切り風が当たる!残念ながらV-MODAマイクにはポップガード(マイク防風)は付属していないので、ピンマイク用のマイクスポンジを買うか、マスクを付けて喋るとよりクリアな音質で話す事ができます。
このあたりは、スタンド型マイクと装着型マイクのメリットデメリットのトレードオフなので、発生原因を理解した上で上手く使って行くしかないですね。
このタイプのマイクを買うなら「V-MODAマイク」にしたほうが良いです…
最後に……このタイプのマイクを購入される方は、ここでご紹介した商品の購入を強くおすすめします。
実はこのマイクを購入する前、V-MODAマイクより3割くらい安い「MEE audio ミーオーディオ CLEARSPEAK」という商品を購入していたのですが……
音声に強めのハムノイズ(ブーンという音)がのるのです。
「Bluetoothヘッドホンと繋いだからからだろうか?」と思い、別のヘッドホンでも試したのですがすべてのヘッドホンで同様の症状が出てしまい、お蔵入りとなってしまいました…
多少お値段がかかったとしても、実績ある商品を購入すべしということですね……。
まとめ
お気に入りのヘッドホンがマイク付きに早変わり!これは嬉しいね!
装着感や音質が良いヘッドホン、特に開放型ヘッドホンはマイク非対応のものが多いから、恩恵は大きいね。
以上、ケーブル着脱式ヘッドホンを持っていて、クリアな音質のマイクをお探しな方におすすめの「V-MODA ブーム・マイク」のご紹介でした!
皆様の素敵なリモート生活のお役にたてられれば幸いです。