

でじちん初の書籍「デジタルねんど超入門」を販売するにあたって、スマホ版Nomadをよく使っていたのですが、
設定を少し調整するだけで“普通にデジタル彫刻が楽しめる“レベルになったのでそれを解説する記事です!
あとこの記事は書きかけです!あとでアップデートします!
目次
コツは画面右上の設定「インターフェース」で、UIを少し整理するだけ!
NomadSculptの画面右上の”スライダー”みたいなアイコンを押して、下の方にスクロールして、
まずは以下の値を最小値にしてみましょう!
- 全体的なサイズ調整
- パネルの幅
- フォントサイズ(これは小さすぎると見にくいので、気をつけて!)
- 垂直方向の間隔
- 垂直方向の間隔(左)

ただ、無理して小さくしすぎると、逆に使い勝手悪くなるので、適宜調整してください!
1番下までスクロールすれば「スタイルをリセット」で元に戻せるので、
使いやすい画面設定を追い求めてください!
画面下の「画面の端のオフセット」もONにする
最近のスマホは、四隅が角丸だったりして、その部分ににアイコンが被らないようにスペースが取られています。
ただそのせいで画面が狭くなっていたりもするので、特に画面の上下はスペースを詰めちゃいましょう。

このあとBefore/Afterを載せますが、ここで結構上下のスペースが取られていることがわかります。
NomadSculptの操作に慣れている人は「ショートカット(画面左下)」を見直しましょう!
「取り消す」「やり直す」は2本指や3本指タップで操作できますし、
あまり使わないボタン類は非表示にするとさらに画面スペースが生まれます。
(画面の四隅がUIに覆われていないだけで、圧迫感がだいぶ減ります)
さらに調整して、操作しやすく!
画面右上のにある歯車⚙️のアイコンを押して、下の方にスクロールし、
- 「方向キューブの位置」を調整します。

右利きの人はアクセスしやすい、右下がオススメ!
Before / After !!
調整前!(画面が狭い!)
初期設定だと、操作できなくはないですが、結構圧迫感があります。
特に色々アイコンが見切れてしまうのが、みづらかったり…
ブラシの表示数も9つです。
調整後(画面広い!)
画面が一回り以上スッキリします!ブラシの表示数も14つで増えてます。
UI要素同士がきちんと離れているため、圧迫感も少ないですね!
(デジタルねんど以外のところを押して視点変更したりもするので、結構実用性もある)
さらに操作性が上がる「スタイラスペン」
iPadの場合は「Apple Pencil」という超高精度で使いやすいペンがありますが、
iPhoneでは使うことはできません(最新のiPhone 16でも。多分今後も採用されることはなさそう。)
IPad miniを買うのもアリではありますが(2024/9 発売)、すっとスマホを取り出して遊べるのがいいよなぁと思っていたり……。

余談ですが、最新のiPadは「Apple Pencil Pro」でないと対応していないので、
Apple Pencil 2を主に使ってる自分は買い直しになります。うーむ。
金銭面でも、スマホをすっと取り出して造形するという面でも、気軽さが必要だと考えた時!
まずは100円均一で売っているスタイラスペンをつかってみたら?
そう、今はスマホ用に使えるスタイラスペンが、安く売ってるのです!
ということで、試してみました!

まず結論だけ買いておくと「思ったより良いぞ!」でした。
特に100円均一(ダイソー)で買ったやつはお試しでもオススメです、やすい!
100均一で買った、ディスクスタイラスペン
スマホでも使える、アクティブスタイラスペン

ちなみに、自分が買ったアクティブスタイラスペンは以下です!
ガラスフィルムを貼っているiPhone15でも、動きました!
スマホ版Nomadでスタイラスペンを使うメリット
最大のメリットは「指で触るより画面が隠れない」こと。
特にトリムやクリースなど細かな線を意識する必要がある時に重宝します。
あと、デジタルねんど造形をする時、少しづつ盛ったり、削ったり、ぐるぐる回しながら作るので、
多少精度が低くかったり、筆圧検知が無くても、そこまで不便がなかったりします!
スタイラスペンの注意点
以下は購入時の注意点です。特に電気で動くタイプは高いお金払って動かないと結構凹むので。。。
- iPad専用版や、パソコン用と間違えないように!似ているというか、ぱっと見見分けが付かないので…..
- スマホ対応と書かれているものであっても、自分の持っているスマホで動作するかは製造会社のWebサイトや問い合わせで確認する。
- 最初エレコム(国産)のスタイラスペンを買おうとしたんですが、Amazonだと「スマホ使えるよ!」とあるのに公式サイトの対応デバイス表を見たら「iPhone系:X」となってて、「わ、わからん…..」となったため
- 精度はそんなに高くない(Apple pencilレベルを期待するとショック)
- 筆圧検知はない。
- 絵を書くのには、あまり向いていない!(線をバシっと描けないため

そんな理由もあるので、まずは電池・バッテリーなしでも動くスタイラスを、100均などで買ってみてみるのがオススメですー
iPhone ← → iPadはAirDropや、iCloudでお手軽連携
AirDropはApple製品を揃えていると使えますし、iCloudは何かしらApple製品を持っていれば使えるはず。
ただ、データ連携がし易ければなんでもOK!をお伝えしたかっただけです〜!

個人的には、NomadSculptのパソコン版が出たら(開発の噂はある)、いよいよデータ連携が楽になぁと想像しています。
AirDrop
IPhoneで作ったデータを、「Nomadエクスポート」を押して…
AirDropでiPadに送る!

毎回「Nomadエクスポート」をしなくても、Nomadのデータは
“ファイル”アプリで「Nomad > projects」の中に入っていたりするので、そこから直接Nomadデータを
飛ばすのもアリですね!(いえながさんに教えていただきました!)
iCloud
こっちも便利ですね!(あとで追記)
ブラウザ版体験版でも、同じ技が利用可能!(でも製品版がオススメだよ!)
(ここも追記中します!)
Nomadのブラウザ体験版でもUIの大きさ調整は可能です!
そしてスタイラスペンも利用可能です!
ブラウザ体験版は「書き出し」はできないのですが、保存は結構できるのではないかということに気がつきました。
※Chromeなどのブラウザで、シークレットモードを使わず、ブラウザのキャッシュなどを消さなければ、残る?
読み込みも可能で、124MBあった素体データも読み込ませることができました!
・ただし、保存しようとしたらクラッシュしたので、あくまで体験版ということで…….
まとめ
今まで自分はiPad版NomadSculptをメインに使っていたのですが、iPhoneなどのスマホでも、結構作品作りや、造形の練習ができることがわかりました!
IPad版のNomadを買っておけば、iPhone版は追加支払いなしでそのまま使えますし、なんといっても
AirdropやiCloudでデータ連携してすれば、簡単に行き来できるので、ますます敷居が下がりますね〜!

スマホでもかなり遊べることがわかってきたNomadSculptですが、
やっぱりiPad+Apple Pencilの組み合わせが最強なので、もしお持ちでない方はぜひ試していただきたいです〜!
今回もお疲れ様でした!お茶にしましょう〜
いきなり頑張っちゃうと疲れちゃうので、
ときどき休憩を入れながら、ちょっとづつ体得していきましょう〜!
※特に紅茶☕️でなくても全然OKです!.上のAmazonリンクをポチってもらったあと、なんでも良いので購入いただくと、でじちんを支援することができます!
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